自律神経との戦い

自律神経くんはいつだって私に歯向かってくる。

昔は過敏性腸症候群という形だった。今ではもはや分からない。少し歩いただけですぐに大量の汗をかいたり、蕁麻疹が出たり、吐き気や頭痛、喉の痛み、最近は歯の根元、もはやアゴと言っても差し支えない場所が痛くて痛くてたまらない。じっとしていられない痛み、でも痛み止めの効かない痛み。

 

人間にはホメオタシスという機能がある。簡単に言えば自律神経の交感神経と副交感神経がバランスを取り合っているというものだ。倒れないようバランスを取り合ってるはずのホメオタシスが、バランスを崩して倒れてしまう時がある。昨日なんかがそうだ。

一昨日から喉が痛いなと思っていた。そのせいか寝過ぎて夜寝れなくなってしまって迎えた昨日。喉が痛かった。歯が痛かった。頭が痛くてとてもじゃないが徒歩2分でいける彼女の家に辿り着く自信すらなかった。

こうなったら痛み止めのロキソプロフェンも効かない。寝るしかない。そう思い、久々にODをした。余らせてる抗不安を2種類1錠ずつ、ブロチゾラムを3錠。ついでにリスペリドンも飲んでおいて、ただ必死に痛みに耐えた。耐えているといつのまにか夜中の2時になっていた。

おお、寝れた!と感動しつつ、いつもの夜の薬を飲んでまた寝た。起きたのは10時だ。

 

働き始めてホメオタシスが崩れた日はどうしたら良いだろうか。ボロボロ泣きながら働くのだろうか。

そう思うとすごく不安になる。派遣で働いていた時も一度パニック発作を起こしている。働く、ということに不安がある。コロナ禍といえど、バイトを探していないのは働くことが怖いからだ。自信がない。いつ体調が悪くなるのか分からないからだ。

 

https://youtu.be/roXEf_0xf_4

 

私の好きなゲーム実況で、とある精神科医が解説しているものがあった。印象深く、ここにURLを載せたのはある一部分を引用したいからだ。ゲーム作品はフロイトに傾向してるし、精神科医アドラー派のような発言をしてるのでどちらも私とは違う心理学の立場にいるのだが、それは割愛して。

 

「すぐ疲れるね、この人は」

「ジョギング程度で」

「10歩くらいで疲れる(笑)まあ恐怖があるからね、心臓バクバクやからね」

「本来のポテンシャルを発揮できてない状況ですね彼も」

「普通で(心拍数)120くらい脈打ってるでしょ緊張してるから」

 

という部分がある。悪夢の中の主人公という部分を差し引いても、本当に彼は一瞬でスタミナが切れて走れなくなってしまう。

私はそれに自分を重ねて見てしまうのだ。普通で120くらい脈拍を打ってしまう、ホメオタシスの狂った状態。すぐ疲れてしまう。追い詰められてポテンシャルも発揮できない状態。それがまさに今なのではないかと思ってしまうのだ。不安で仕方ない。怖くてたまないのだ。

 

来年の私は、働けているのだろうか?