化膿性腱鞘炎になりました

12月のいつだったか、中指に痛みを覚える。おそらく火傷だった。傷口ができているわけじゃないし、放置してれば治るだろうと甘く見ていた。

 

そして現在、保険証のないタイミングで抗生物質の点滴投与を受けていた。

 

歯科治療をした時も、菌が上顎洞に入り込んだのか蜂窩織炎を起こしていた。免疫が落ちると悪化しやすいと言うのは分かっていた。とはいえ、とはいえだ。ただの火傷から腱に菌が入って炎症起こすとは思わないだろう。中指はパンパンに腫れ上がり、医者には「これ以上悪化したら手術」と言われ、散々な年末である。

 

MRIに採血、点滴、レントゲン、会計は……お察し。  

 

 

みんなも健康に気をつけて生きようね、では良いクリスマスと年末を。

改名後の手続き(戸籍謄本、住民票、年金、マイナンバー、保険証編)

12/8に行った氏名変更手続きによって何が変わったか、というか氏名変更後に何をすればよいかの覚え書き。

 

・戸籍謄本、住民票の変更は、審判書を役所に出せば良い

 

住民票の発行は3日後、戸籍謄本の発行は1週間後に出来ますと言われたので、こちらから何か手続きをする必要はない模様。というかむしろ戸籍謄本と住民票を変更するための手続きが審判書を持って区役所に行くこと。

 

・年金は、マイナンバーと連動している

 

こちらは電話で確認しました。被扶養者は変更手続きが必要とのことだったので確認したのですが、被扶養者とはこの場合配偶者のことらしく、第3号に当たる人とのこと。学生なので、私は第1号であり、住民票の変更をしていれば、年金側のデータも1〜2ヶ月で変更が反映されるらしい。ねんきんネットに登録を勧められたので、来月か再来月くらいに確認して報告しようと思う。

 

マイナンバーカードは改名後に発行するので変更手続きは分からん!

 

上記の通り。正直親がマイナンバーカード発行すんの忘れててよかったという感じ。旧名書く欄とかあるみたいです。

 

マイナンバーカードが届いたら、次は銀行、クレカ、携帯の名義変更ですね。

 

・保険証は年金・マイナンバーと連動してるという記事に騙されるな

 

いや、騙す意図はないと思うのだけど、事業の保健組合に親が入ってて、自分が子の場合の変更手続きの記事が全くない。めちゃくちゃ困って年金事務所に電話かけて確認しちゃった。国民健康保険じゃない、事業の保健組合に親御さんが入ってる被保険者(家族)の人は、親に変更手続きをしてもらう必要があります。私は今日連絡しました。審判書のコピーと住民票(写しの原本)が必要とのこと。

審判書のコピーなんて取ってないよ!写真しかないよ!って言ったら写真印刷すればいいらしいです。取っておけばよかったな、コピー……額縁に入れて飾るかとか、考えたんだよね(笑)

 

というわけで、最初の一週間はこんな感じでした。1週間しか経ってないんだね、全然そんな気せんかったわ。

メンクリと薬局でのドタバタ

本日はメンクリでした。

その前に役所で戸籍名の変更届を出してきました。そのため「改名したのですが、保険証とか変わってからの方がいいですかね?」と聞いたら「とりあえず診察券書き替えときますね」とのお返事。

良いのか……?と思いつつ診察。なんか去年と比べて症状が良い方向に向かってると思いますだとか、感情の浮き沈みの多い感じでしたとか(号泣キャスしたり、ハイテンションキャスしたり本当に感情の制御ができてない感じがありましたからね)、禁煙はまだ難しそう(自傷行為を兼ねてるので)とか、そんな話をしてたら30分近く話しちゃってたみたいでした。

 

残薬の確認をして会計も済ませ、薬局で薬の処方……という段階になって問題が。そう、処方箋と保険証の名前が違う!そりゃ今日届出だしたばかりなので保険証も身分証明書も変わってません。自立支援の書類の名前も変わってませんし、コンサータを処方されているのでIDカードの情報と本人証明が必要なんですよね。そちらも変わってない。そこまで考えてないまま発言したことを後悔しました。

 

最終的に処方箋の名前を書き直して発行という形になりました(ちなみにIDカード発行下の方に確認もしていただいたそうです……大変申し訳ないことなになりました……)

 

改名するときに医者にかかってる人は気をつけなければならないポイントだなぁと感じましたね。

記念日!

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今日は記念日になりますね。手帳にシールを貼りましょう♫

 

今日届いたということは、月曜日の12/7が新しい「颯貴」の誕生日になりますね。ん?5/8が誕生日なんだから12/8を誕生日にすべきか?

 

友人から「新しい誕生日だね」という言葉が嬉しくて、気に入ってしまいました。新しい誕生日、うーん。いい響き。

ついに改名します。

はい、タイトル通りです。

 

本日家庭裁判所に行き、聴取を受けてきました。申立書の内容は以下の通り。

 

「申立人は性別違和と診断されています。女性であることに不一致感を生じており、戸籍名の「◯」や「△」という漢字は女性名として使われることが多く、「✖️✖️」という読みも女性名として使われていることから精神的苦痛が生じています。なお、名を正確に読まれたことは一度もありません。「颯貴」の名はすでに通称名として使用しており、大学では令和2年4月1日より使用の申し入れをしています。また、アルバイト先でのシフト表も通称名を使用しています。使用期間は短いですが、社会生活を送る中でも「颯貴」の名前を使用したいと考えていますので、変更の許可を得たく申し立てます。」

 

とまあこんな感じ。

まず初めに変更理由の確認を受けました。私は性別違和と難読を理由としていたためまずは性別違和の方から。

 

・ホルモン治療、手術の有無(未治療です。)

・治療、手術予定の有無(GIDクリニックの抽選中(新患受付をほぼしてないため)であるため未定)

・戸籍変更予定の有無(手術してないので未定)

・治療、手術希望の有無(こちらはありますと伝えました)

・戸籍変更希望の有無(こちらは分かりませんと正直に答えました)

 

ここで正直に「難しいと思います」と言われました。トランスの方達って戸籍変更に伴って名前を変更したり、通称名の永年使用で変えたりするからね……と。そしてさらに確認。

 

・どのような社会的不都合があるか(就職活動に影響が出てると答えました。あとは精神的苦痛があると)

・精神的苦痛とは?(昔から名前が嫌で、性別違和感に伴って苦痛が生じている、名前を呼ばれたり書いたりすることに強い違和感を覚えるという回答になりました)

通称名使用状況の確認(いつから使用してるか、手紙が何通あるかの確認、学校、アルバイト先、友人間での使用があると回答。2019年9月から使用してるため使用期間は1年2ヶ月。)

・難読であることの確認(一度も読まれたことありませんの一言で納得してもらえました。実際読めない名前なのでね)

・犯罪歴、借金の確認(犯罪歴なし、借金は奨学金があり、まだ返還は始まってない事を伝えました)

 

最初の聞き取りはこんな感じでした。めちゃくちゃ緊張してたので抜けてる箇所もあるとは思いますが……。

そして待機ののち、裁判官がもう少し話を聞きたいとのことで別室へ。

 

また再度変更したい理由の確認をされました。 そして、使用状況の確認など似た質問を受けたのち、診断が「性同一性障害」ではなく「性別違和」であることについて触れられました。そこで私は正直に自分がノンバイナリーであること、男の体を持って生まれたかったため身体治療は望む(中性から男性の間くらいを目指してること)が戸籍の変更は悩んでいること、現在のクリニックでは身体治療ができないこと、GIDクリニックは抽選待ちであること、ICD-10の診断要項では性転換症の(男性に戸籍を変えたいという気持ちがないと)診断がつかないこと、ICD-11がまだ適応されてないことからDSM-5の「性別違和」という診断になったこと。それらを話した結果、戸籍名を今変更したいという気持ちを汲んでいただき、今回許可が出る運びとなりました。

 

あとはその通知書が届いたら役所で戸籍名を実際に変更すれば、改名が終わります。

 

クリニック初診日が4/17、そこから11回の診察を経て11/17に診断書の発行、そして今日12/3に改名が認められて書類が来週ごろ発行、8ヶ月に渡る改名のための働きがようやく認められました。

 

診察に15400円、改名のための診断書が2200円、戸籍謄本発行に(本籍地が必要だったため本籍地を知るため住民票も発行したため実は800円かかってますが)450円、収入印紙が800円、切手が252円、だいたい2万ほど掛かりました。

 

実は精神疾患がありそちらは別の病院にかかっているのですが、自立支援の関係だったか同じ週に2ヶ所の精神科にかかることができないこと、精神の浮き沈みに左右されてなかなか病院に行けない日もあったことから時間がかかりましたし、お金も学生にはそれなりに痛い額かかってますがこれで名前を変更できるのならありがたいもんです。

私に手紙を送ってくれた友人のみんな、ありがとうございました。

じっくり話を聞いて、診断をつけてくれた先生、ありがとうございました。

そして今日、話をしっかり聞いてくださった裁判官の方。本当にありがとうございました。

 

いろんな方々のおかげで今、私は改名をすることができます。感謝してもしきれません。本当に、本当にありがとうございました。

 

本日をもちまして、わたくし八尋颯貴は八尋に戻ります。改名したいよって話をした時に応援してくださった方がいたこと、忘れません。これからもぜひさつきと呼んでくださいね。

 

それでは、次は改名の手続きが終わった時にでも。

 

 

追記,そういえば颯貴にした由来も聞かれました。男女どちらでも通じる読み方が良かったこと、5月生まれだからさつき、末字の貴の字は兄弟2人がその字を使っているからと答えました。

あとは、家族との同意があるか(あまり話し合ってません、好きにすれば?という感じの対応でしたと伝えました)、友人に伝えたときに問題は生じなかったか(そっちの方が似合うね、などの反応でした)、元に戻したい、あるいはさらにまた別の名前に変えたいということはできないが大丈夫かという確認などもありました。また思い出したら追記します。

せっかく読むのなら

せっかく卒業研究のためにLGBTの歴史を調べるのなら、本を買ってしまおうとポンと購入してしまった。2860円。タイトルは「LGBTヒストリーブック絶対に諦めなかった人々の100年の闘い」

 

参考になるかわからないのだから図書館で借りようとか、そう言う考えが浮かばなかったわけではないが、なんとなく1冊買って読みたくなったので買ってしまった。届くのは12/1。どんな本だったか、共有できたらなと思う。 

 

あぁ「アセクシュアルのすべて」もまとめて論文として書き上げなければならないから読み直さなければなぁ。

よく参考にする夜のそらさんのnoteも見直したい。

半ギレさんの読書会も行ってみたい。

改名のこととか、バイトのこととか、色々やることがいっぱいだ。

 

躁転しなければいいのだけど……。

家庭裁判所へ

昨日、正式に性別違和の診断書を作成してもらい入手したため、家庭裁判所へ戸籍名変更申立をしに行ってきた。

 

昨日は診断書に浮かれて完全に授業があることを忘れていたが、起床した時に通知で思い出しひとまず授業を受けた。何も頭に入らなかったが。

そして、まず郵便局へ行き収入印紙と切手を購入。あとついでにGIDクリニックの申込書類を送ってから移動、区役所へ。

区役所では戸籍謄本を取るのにまず本籍地が必要だった。私は本籍地が何区にあるのかは分かっていたが詳細には知らなかったので住民票に本籍地記載をしてもらい発行→戸籍謄本発行をしてもらった。計800円。

無事戸籍謄本を手に入れ、いよいよ家庭裁判所へ。

 

手続きに必要なものはチェックして持ったが足りないものがあるのではないかとしどろもどろになりながら書類や資料を渡した。完全に挙動不審な人でした……。

そして聴取日を決めて終わり。さっくり3時間以内に事は終わりました。

 

さて、聴取は12/3。正直言って緊張しないわけがなく、2週間以上も待たされるのは怖くて仕方ない。というか早くて2〜3週間で改名できるとの事だが最終的に改名を終えるのはいつになるのだろうか。年内には終わると思うので、戸籍名とも今年でさようならをして、新年を新しい名前で迎えたい。

 

よく考えたら戸籍名が変わった後の手続き色々を全然知らないので調べなくてはいけないな。銀行、精神保健福祉手帳は必須で、区役所で姓名変更の手続きがあったはず。免許は持ってないし、他にはマイナンバーカードの変更とか?保険証はまだ働いてないので親が手続きしてもらって変更して貰えばいいし……。あとはちまちましたネット登録とかの名前とかですかね。頑張ろう。